プログラミング言語の種類は1000以上あると言われていますが、全てが均等に使われているのではなく、エンジニアによく採用されている人気の言語がいくつかあります。
プログラミング言語には得意とする分野があり、機械学習やディープラーニングに強いPythonは人気の言語の一つです。文法自体がシンプルで少ないコード数で記述できることに加え、フレームワークやライブラリが豊富なことで開発効率がいいことも人気の理由になっています。
AI技術は自動車産業や医療分野などですでに採用されていますが、今後ますますその必要性が高まることが予想されることから、Pythonのエンジニアの需要はさらに高まることが期待されています。
Python以外に人気となっている言語にはJava、Perl、JavaScriptなどがあります。どれもすでに多くの採用実績のある言語で、新規開発以外にも今運用されているシステムの保守でも人材が必要となっています。
他の言語ではC、C++、C#などがありますが、これらはその圧倒的な処理スピードからいくつもの分野で採用されていて、比較的難易度の高い言語であることからこれらを使いこなせるエンジニアの必要性は高まっています。C関連を使いこなせれば通常のアプリケーションだけではなくOS開発もできますので、高度なプログラミングの世界では必要不可欠な人材となります。Pythonは人工知能分野に強い言語ですが、その分野ではCもまだ現役で採用されていますので、その必要性は衰えることはないと言えます。